この記事でわかること
- 国内で販売されている代替肉のメーカー32社をリストアップ。
- 数多くの大手企業が出資をしている
- 日本の代替肉はクオリティが高い
日本のメーカー32社をリストアップ
- 大塚食品株式会社
- 日本ハム株式会社
- 米久株式会社
- ネクストミーツ株式会社
- 不二製油グループ本社株式会社
- 株式会社アジテック・ファインフーズ
- マルコメ株式会社
- 株式会社かるなぁ
- グリーンカルチャー株式会社
- イオン株式会社
- 伊藤ハム株式会社
- コッチラボ株式会社
- DAIZ株式会社
- 株式会社マイセンファインフード
- 株式会社食の力コーポレーション
- 株式会社SEE THE SUN
- ヤマダイ食品株式会社
- カバヤ食品株式会社
- 株式会社モスフードサービス
- 株式会社日本アクセス
- 株式会社ユーグレナ
- 株式会社良品計画
- 亀田製菓株式会社
- ハウス食品グループ本社株式会社
- 株式会社コメダホールディングス
- 株式会社ロッテリア
- 茂木食品工業株式会社
- プリマハム株式会社
- インテグリカルチャー株式会社
- 株式会社ニチレイ
- 日清食品ホールディングス
- 西本Wismettacホールディングス株式会社
※順不同
1. 大塚食品株式会社
会社名 | 大塚食品株式会社 |
設立 | 1955年5月19日 |
代表取締役 | 白石 耕一 |
資本金 | 10億円 |
大塚食品株式会社 代替肉の特徴
大塚食品株式会社の「ゼロミート」は、リバースエンジニアリングにより、肉のような食感でありながら、植物性素材のおいしさを実現。
大豆を中心とした植物性の原料を使用しているので、誰でもおいしく、みんなで一緒に食べることができます。
また、忙しい方でも食べられるように、電子レンジで温めてそのまま食べられるという利便性も大切にしています。
大塚食品株式会社の代替肉商品
大塚食品「ゼロミート」は、これまで原材料に使用していた卵を使用しない商品(※1)として2021年にリニューアル。
植物由来の素材のおいしさを生かした「アニマルフリー」製品に生まれ変わりました。
全国の量販店 、ドラックストア、コンビニエンスストア、公式オンラインショップで購入できます。
また、2022年8月には「鉄板焼きハンバーグ(プレーン・チーズ)」「餃子」の3種類のゼロミートを発売(※2)しています。
※1「「動物性原料不使用」製品にリニューアル」
2. 日本ハム株式会社
会社名 | 日本ハム株式会社/NH Foods Ltd. |
設立 | 1949年5月30日 |
代表取締役 | 畑 佳秀 |
資本金 | 362億9,400万円(2022年3月31日現在) |
日本ハム株式会社の特徴
肉の代わりに、大豆やこんにゃくなどの植物由来の素材を使用し、肉の食感や風味を再現。
「ハムタイプ」「ソーセージタイプ」は、従来のハム・ソーセージと同様に調理済みなので、そのまま食べたり、サンドイッチやホットドッグに使用したりすることが可能です。
「ハンバーグタイプ」「キーマカレータイプ」「ミートボールタイプ」は、1/3日分の野菜が入っており、健康的であるだけでなく、従来の肉製品よりも持続可能で環境に優しい製品を開発しています。
日本ハム株式会社の代替肉商品
日本ハムは2020年3月1日、植物由来原料を使用した新シリーズ「NatuMeat(ナチュミート)」を発売(※3)した。
同シリーズの5商品を販売している。
「ナチュミート ハムタイプ」「ナチュミート ソーセージタイプ」「ナチュミート ハンバーグ」「ナチュミート キーマカレー」「ナチュミート ミートボールタイプ」の5種類です。
「NatuMeat(ナチュミート)」の新製品は、従来の食肉製品の味、食感、外観を踏襲しつつ、植物性素材のみを使用しています。
全国の量販店、食料品店などで購入できます。
3. 米久株式会社
会社名 | 米久株式会社 |
設立 | 1965年12月 |
代表取締役 | 堀内 朗久 |
資本金 | 86億3,400万円(2022年3月現在) |
米久株式会社の特徴
米久株式会社の代用肉は、複数の植物性タンパク質と豆乳、伊豆大島の濃縮海水をブレンドし、肉のような食感を再現している。
数種類の植物性油脂を使用し、お肉のような ジューシーな食感に。
さらに、独自にブレンドした玉ねぎと香辛料でうま味と風味をプラスしています。
米久株式会社の代替肉商品
米久の大豆MEATは、パティタイプ、ダイスカットタイプ、ダイスカットタイプ(※4)があります。
米久の大豆ミートはすべて最高品質の原材料のみを使用しており、従来の肉製品に代わる美味しくて健康的な製品をお探しの方に最適です。
高タンパク、低脂肪の大豆ミートは、健康維持に最適な食材です。
2021年7月より全国の量販店、食料品店などで購入できます。
※4「『お肉屋さんの大豆MEAT」
4. ネクストミーツ株式会社
会社名 | ネクストミーツ株式会社 |
設立 | 2020年6月 |
代表取締役 | 佐々木 英之 / 石塚 孝一 |
資本金 | 不明(調査中) |
ネクストミーツ株式会社の特徴
代替肉の研究開発を行うネクストミーツは、設立からわずか7カ月で米国上場を達成。
圧倒的なスピードで国内外に事業を拡大し、より良い地球環境を次世代に引き継ぐために、食の新しい選択肢の提案に取り組んでいる。
ネクストミーツ株式会社の代替肉商品
ネクストミートの代替肉は、ニューヨークの三ツ星レストランで日本人初のスーシェフを務めた米澤シェフが監修した特別商品もあり、本格的で美味しい肉なしダイニングを楽しむことができます。
食材はすべて動物性食品を使用しておらず、電子レンジで温めるだけで食べられる商品もあります。
お店では全店舗の焼肉ライクで食べられます。ネットで購入可能です。
5. 不二製油グループ本社株式会社
会社名 | 不二製油グループ本社株式会社 |
設立 | 1950年10月 |
代表取締役 | 酒井 幹夫 |
資本金 | 132億800万円(2022年3月末現在) |
不二製油グループ本社株式会社の特徴
食品素材メーカーである不二製油は、1957年に大豆の栄養価の高さと環境負荷の低さに価値を見出し、研究を開始した。(※5)
以来、半世紀以上にわたり、「大豆は地球を救う」という信念のもと研究を重ね、植物油脂や大豆たん白の技術を蓄積し、食品素材としての大豆の可能性を追求。
大豆ミートに使用されている「粒状大豆たん白」はその代表的なものです。
不二製油グループ本社株式会社の代替肉商品
株式会社不二製油グループは、新製法で改良した大豆ミート(植物性肉)を2022年8月から本格的に販売。
新製品は、植物性油脂の加工技術を活用し、肉に近い食感を実現したものです。
この新製品は、不二製油グループの長年の研究開発の成果であり、消費者の皆様に、より健康的で持続可能な肉の代替品を提供することが期待されます。
株式会社不二製油グループの代替肉は、生協のコープデリ連合会やネットで購入可能。
※5「株式会社不二製油HP」
6. 株式会社アジテック・ファインフーズ
会社名 | 株式会社アジテック・ファインフーズ |
設立 | 1996年10月1日 |
代表取締役 | 中村 好雄 |
資本金 | 1,800万円 |
株式会社アジテック・ファインフーズの特徴
株式会社アジテック・ファインフーズは、食品業界に「彩り」と「小粒でも大きな力」をもたらす優れた製品の開発・製造に努め、常に時代が求める「味」を提供する企業です。
日々変化する消費者のニーズや嗜好に対応するため、常に革新的な新商品を開発しています。
株式会社アジテック・ファインフーズの代替肉商品
アジテックファインフーズ株式会社の代用肉は、大豆を主原料とし、肉類、合成保存料、合成着色料、化学調味料を一切使用していません。
また、大豆ミートは植物性タンパク質のみを使用しているため、コレステロールを完全にゼロにすることに成功しています。
独自のオンラインショップで購入もできますが、ネットショップにも出店していますので手軽に購入が可能です。
7. マルコメ株式会社
会社名 | マルコメ株式会社 |
設立 | 1854年(安政元年) |
代表取締役 | 青木 時男 |
資本金 | 1億円 |
マルコメ株式会社の特徴
2015年、マルコメ株式会社の「ソイミート」シリーズは、同種の商品としては初めてレトルトに対応した。
レトルトにすることで、賞味期限の延長や調理の簡便化を実現。
また、マルコメ株式会社は品質や安全性について徹底的な研究を行っています。
マルコメ株式会社の代替肉商品
マルコメ株式会社の代替肉は、開封後そのまま調理でき、煮沸や湯切りが不要な「大豆ミート」です。
大豆から搾油することで、高たんぱく、低脂肪、豊富な食物繊維、コレステロールゼロを実現しました。動物性原料は一切使用していないとのこと。
全国の量販店、食料品店やネットでも購入可能です。
8. 株式会社かるなぁ
会社名 | 株式会社かるなぁ |
設立 | 2015年10月5日 |
代表取締役 | 岩原 正起 |
資本金 | 不明(調査中) |
株式会社かるなぁの特徴
株式会社かるなぁは「からだにやさしく、こころにうれしい」をテーマに、植物性のおいしい食品を提供している企業です。
また、業務用食品の卸売業を全国で展開も行っています。
株式会社かるなぁの代替肉商品
株式会社かるなぁは、丸大豆を100%使用した「大豆まるごとミート」シリーズを販売している。
同社は、高タンパク、低コレステロール、低脂肪など、健康に良い商品を常に研究・開発を行なっています。
独自のネットショップで購入可能で、楽天市場やAmazonでも購入できます。
9. グリーンカルチャー株式会社
会社名 | グリーンカルチャー株式会社 |
設立 | 2011年2月 |
代表取締役 | 金田 郷史 |
資本金 | 2.6億円(資本準備金を含む) |
グリーンカルチャー株式会社の特徴
グリーンカルチャー株式会社は、フードテクノロジーで社会的課題の解決を目指すベンチャー企業です。
グリーンカルチャーの独自のコア技術から生み出される食肉代替品や植物性ミートという新しい価値を提供することで、人々の健康と緑豊かな地球を永続させるために、畜産業が抱える課題に立ち向かっています。
また、人と地球のために、より健康で持続可能な食を実現するための新しい食技術の研究開発にも取り組んでいます。
グリーンカルチャー株式会社の代替肉商品
株式会社グリーンカルチャーは、環境と健康に配慮したサステイナブルな植物性ミートとして、多くの飲食店と共同で、大豆・エンドウの植物性たん白を原料に、肉に近い満足感とおいしさを持つ製品として、独自技術で開発した植物性ミート「Green Meat™️」を開発。
さらに調理の幅を広げ、食味の向上に貢献するため、豊かな香りと深い味わいの「Green Meat Model S」既存品よりも自然で多彩な味わいの「Green Meat Model FT」を開発・商品化し、商品ラインアップを常に進化させています。
楽天市場やAmazonでも購入可能
10. イオン株式会社
会社名 | イオン株式会社(純粋持株会社) |
設立 | 1926年(大正15年)9月 |
代表執行役社長 | 吉田 昭夫 |
資本金 | 2,200億700万円 |
イオン株式会社の特徴
イオン株式会社は、植物由来の原料に置き換えた「トップバリュ Vegetiveシリーズ」を2020年から販売開始し、2021年3月より、日本で初めて生の大豆をミンチ状にした「大豆からつくったミンチ」「大豆からつくったハンバーグ」「大豆からつくったハンバーグ(豆乳クリーム入り)」(すべてチルド)を地域限定で販売。現在はイオン全店で購入可能。
イオン株式会社の代替肉商品
保存料・着色料・調味料(アミノ酸)を使用せずに、大豆を生のままミンチタイプに加工し、急速冷凍することに成功。
そのため、食べる前にお湯に戻したり、解凍したりする必要がありません。
発芽大豆を使用することで、最終製品のうま味と食感を高めています。
11. 伊藤ハム株式会社
会社名 | 伊藤ハム株式会社 |
設立 | 1928年(昭和03年)4月 |
代表取締役 | 伊藤 功一 |
資本金 | 284億2,700万円(2021年3月31日現在) |
伊藤ハム株式会社の特徴
伊藤ハム株式会社は、大豆ミートをタンパク質の摂取の選択肢に加えることで、お客様に選ぶ楽しみを提供し、豊かな食生活の実現に貢献したいと考えています。
将来的には、大豆ミートが肉・魚に次ぐ第3のたんぱく質摂取の選択肢として認知され、日常生活の一部になるように市場を育てていきたいという思いがあるようです。
伊藤ハム株式会社の代替肉商品
伊藤ハムの代替肉はまるでお肉のようなモチモチとした食感を感じらるよう、大豆たんぱくの種類を厳選。
伊藤ハムの味を再現するために、長年培ってきた肉への味付けを大豆ミートの味を応用しているとのこと。
また、大豆ミートの持ち味を最大限に引き出すために、大豆ミートと相性の良い香辛料を使用しています。
伊藤ハムの代替肉は最寄のスーパーだけではなくネットでも購入可能です。
12. コッチラボ株式会社
会社名 | コッチラボ株式会社 |
設立 | 2013年11月 |
代表取締役 | 市川 吉徳 |
資本金 | 300万円 |
コッチラボ株式会社の特徴
コッチラボ株式会社は、植物性ミート業界で10年以上の実績があり、植物性ミート業界の有名企業にも大豆ミートを提供しています。
コッチラボ株式会社の代替肉商品
コッチラボ株式会社は、大豆原料のみを使用した植物性大豆ミートです。
他に類を見ないほど歯ごたえが良く、多くの形状から選べる豊富なラインナップで、どんな料理も引き立てます。
ネットで購入可能。
13. DAIZ株式会社
会社名 | DAIZ株式会社 |
設立 | 2015年12月1日 |
代表取締役 | 井出 剛(創業者) |
資本金 | 27億1,731万円(累計資本調達額94.3億円) |
DAIZ株式会社の特徴
DAIZ株式会社は、2015年に設立されたスタートアップ企業です。
肉の代替品市場が盛り上がりを見せる中、発芽大豆を使った代替肉の開発に着手した。
伊藤ハムの代替肉ブランド「まるでお肉!大豆ミートシリーズ」の一部原料として使用されている。(※6)
DAIZ株式会社の代替肉商品
DAIZの代用肉は「ミラクルミート」と名付けられ、乾燥チップとして販売され、水で戻して調理する。
「ミラクルミート」は、ベジタリアンやビーガンの人、従来の肉製品に代わる健康的な食品を求める人たちから好評を博している。
この製品は、高タンパク低脂肪で、コレステロールを含んでいません。また、食物繊維や必須ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるとのこと。
※6「DAIZニュースより」
14. 株式会社マイセンファインフード
会社名 | 株式会社マイセンファインフード |
設立 | 2014年2月 |
代表取締役 | 村井 龍昭 |
資本金 | 5,010万円 |
マイセンファインフード株式会社の特徴
マイセンファインフード株式会社は、独自の技術で大豆と玄米を主原料とした玄米パン、玄米クッキー、ベキミート(代替肉)などを製造。
全国の量販店や自社通販サイトで商品を提供しています。2019年亀田製菓株式会社のグループ企業となった。
マイセンファインフード株式会社の代替肉商品
マイセンファインフード株式会社の代替肉は、日本では数少ない「アレルギー対応食品」を製造している企業です。
代替肉は、動物性の肉に比べて高タンパク・低脂肪なだけでなく、マイセンファインフードの独自技術で大豆の臭みを抑えているため、どんな料理にも使いやすいのが特徴。
15. 株式会社食の力コーポレーション
会社名 | 株式会社食の力コーポレーション |
設立 | 1945年(昭和20年) |
代表取締役 | 福原 和輝 |
資本金 | 2,145万円(資本準備金 2,045万円)※2022年7月10日現在 |
株式会社食の力コーポレーションの特徴
70年以上の歴史を持つ株式会社食の力コーポレーションは、発酵技術による次世代代用肉として大豆を使ったSGDに取り組む東北初のベンチャー企業である。
1945年の創業以来、健康とおいしさを追求した革新的な商品開発に取り組んできた。
同社の製品は大豆を発酵させたもので、肉の味と食感を模して作られている。
株式会社食の力コーポレーションの代替肉商品
株式会社食の力コーポレーションは、植物性代替肉90%以上、畜産物10%の味にこだわった、地球と体に優しい大豆ミート。
お客様に愛される味を提供しながら、地球を救うことができる、おいしくて持続可能な製品を提供することを心がけているとのこと。
16. 株式会社SEE THE SUN
会社名 | 株式会社SEE THE SUN |
設立 | 2017年04月13日 |
代表取締役 | 金丸 美樹 |
資本金 | 600万円 |
株式会社SEE THE SUNの特徴
株式会社SEE THE SUNは、森永製菓株式会社のグループ会社として、代替肉の製造・販売しています。
株式会社SEE THE SUNの代替肉商品
株式会社SEE THE SUNの代替肉は、玄米を原料とした大豆ミート「ZEN MEAT(ゼンミート)」。
ひき肉のような形状のミンチタイプ、スライス肉のようなヒレタイプ、しっかりとした食感のブロックタイプの3種類があります。
17. ヤマダイ食品株式会社
会社名 | ヤマダイ食品株式会社 |
設立 | 1980年4月 |
代表取締役 | 樋口 智一 |
資本金 | 8,600万円 |
ヤマダイ食品株式会社の特徴
冷凍惣菜の製造・販売を行うヤマダイ食品は、植物性(植物由来)の肉代替品の研究開発に着手した。
香川栄養大学と業務委託契約を締結し、2023年の商品化を目指す。
ヤマダイ食品株式会社の代替肉商品
開発中
18. カバヤ食品株式会社
会社名 | カバヤ食品株式会社 |
設立 | 1946年12月24日 |
代表取締役 | 野津 基弘 |
資本金 | 1億円 |
カバヤ食品株式会社の特徴
カバヤ食品株式会社は、さまざまな角度から肉の代替品を製造・販売している。
広く知られている豆腐や豆乳などの大豆製品に加え、大豆チーズ、大豆アイスクリーム、大豆粉、大豆ナッツなどの製造・販売も行っています。
カバヤ食品株式会社の代替肉商品
「ソイジャーキー」は、大豆を原料にしたジャーキー感覚のスナックです。
うま味のあるスパイシーな味わいは、ビールとの相性も抜群です。
19. 株式会社モスフードサービス
会社名 | 株式会社モスフードサービス |
設立 | 1972年7月21日 |
代表取締役 | 中村 栄輔 |
資本金 | 114億1,284万円(2022年3月末現在) |
株式会社モスフードサービスの特徴
モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービス。
代替肉にも着手し、安心・安全に提供できるよう様々な挑戦を行なっています。
株式会社モスフードサービスの代替肉商品
日本生まれのハンバーガーチェーン「モスバーガー」から、「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER(グリーンバーガー)」が発売。
長い開発期間を経て、動物性食材や5種の辛味根菜(ニラ、ニラ、ニンニク、タマネギ)を一切使用せず、野菜と穀物だけで作った「オルタナティブミートバーガー(代替肉)」です。
肉を使ったハンバーガーに代わる、おいしくて栄養価の高い選択肢を提供することを目的に開発された。
20. 株式会社日本アクセス
会社名 | 株式会社日本アクセス |
設立 | 1993年10月1日 |
代表取締役 | 佐々木 淳一 |
資本金 | 26億2,000万円 |
株式会社日本アクセスの特徴
株式会社日本アクセスは、伊藤忠商事の100%子会社で、食品および関連消費財の卸売、食品安全コンサルティング、情報処理サービス、貨物運送事業を行っている。
株式会社日本アクセスの代替肉商品
株式会社日本アクセスは、100%植物性である「MAL de MEAT®」を開発・展開。
業務用だけでなく、家庭用としても発売を開始しました。
「MAL de MEAT®」は、様々な料理に使用できる汎用性の高い商品であり、健康的で栄養価の高い商品でもあります。
21. 株式会社ユーグレナ
会社名 | 株式会社ユーグレナ |
設立 | 2005年8月9日 |
代表取締役 | 出雲 充 |
資本金 | 139億502万円(2022年3月31日時点) |
株式会社ユーグレナの特徴
株式会社ユーグレナは、ネクストミーツ株式会社とともに「NEXTユーグレナ焼肉EX」を共同開発。
「NEXTユーグレナ焼肉EX」は、高タンパク質の微細藻類であるユーグレナを使用した新感覚の食品です。
株式会社ユーグレナの代替肉商品
「NEXTユーグレナ焼肉EX」は、ユーグレナ500mgとクロレラエキス500mgを配合した代替肉使用商品です。
動物性原料を使用していないため環境にやさしく、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することができます。
また、植物性タンパク質を含んでいるため、コレステロールがゼロのヘルシーな焼肉です。
「NEXTユーグレナ焼肉EX」は、ネクストミートの公式オンラインショップで購入可能。
22. 株式会社良品計画
会社名 | 株式会社良品計画 |
設立 | 1989年6月(登記上 1979年5月) |
代表取締役 | 金井 政明 |
資本金 | 67億6,625万円 |
株式会社良品計画の特徴
株式会社良品計画は、無印良品を展開する会社です。
2020年よりオンラインショップで大豆ミートを販売しています。
株式会社良品計画の代替肉商品
株式会社良品計画は、温めるだけで手軽に食べられる「ハンバーグ」や「ミートボール」、肉好きでも違和感なくおいしく食べられる食感の「ミートボール」などを提供しています。
また、水戻し不要ですぐに調理に使えるように加工した「ひき肉タイプ」「薄切りタイプ」も展開。
23. 亀田製菓株式会社
会社名 | 亀田製菓株式会社 |
設立 | 1957年8月 |
代表取締役 | ジュネジャ レカ ラジュ |
資本金 | 19億4,613万円 |
亀田製菓株式会社の特徴
2019年、マイセンファインフード株式会社をグループ傘下にし人工肉の市場に乗り出した。
研究を重ね、2022年4月より業務用の代替肉を販売開始。今後、家庭用としても市場を拡大していく予定です。
亀田製菓株式会社の代替肉商品
亀田製菓は、米菓で培った味付け技術や食感技術を活かし、水分を含ませても型崩れせず、本物の肉に近い繊維質の食感を持つ大型の代用肉を開発した。
24. ハウス食品グループ本社株式会社
会社名 | ハウス食品グループ本社株式会社 |
設立 | 1947年6月7日 |
代表取締役 | 浦上 博史 |
資本金 | 99億4,832万円(2022年3月31日現在) |
ハウス食品グループ本社株式会社の特徴
ハウス食品グループ本社株式会社が、代用肉で有名な米国キーストン社を買収。
キーストーンは約150億円で子会社となった。
ハウス食品グループ本社株式会社は1983年から豆腐製品を製造しており、キーストーン社の買収により、同社の事業がさらに進展することが期待されます。
ハウス食品グループ本社株式会社の代替肉商品
ハウス食品は、代替肉を「低エネルギー」「低脂肪」「高タンパク」さらに「食物繊維が豊富」で「コレステロールを含まない」現代に必要な食品として開発。
25. 株式会社コメダホールディングス
会社名 | 株式会社コメダホールディングス |
設立 | 2014年 |
代表取締役 | 臼井 興胤 |
資本金 | 6億3,900万円(2022年2月末現在) |
株式会社コメダホールディングスの特徴
株式会社コメダホールディングスはコメダ珈琲を展開しており、代替肉市場を見据えて「KOMEDA is □ 」をオープンした。
株式会社コメダホールディングスの代替肉商品
株式会社コメダホールディングスは、大豆を使用したパティなど、肉や魚を使わないオリジナルバーガー4種類を「KOMEDA is □ 」で提供。
新鮮で高品質な食材を使用し、様々なサイドディッシュと一緒に食べることができます。ヘルシーでおいしいハンバーガーです。
26. 株式会社ロッテリア
会社名 | 株式会社ロッテリア |
設立 | 1972年(昭和47年)2月9日設立 |
代表取締役 | 庄野 和彦 |
資本金 | 1億円 |
株式会社ロッテリアの特徴
株式会社ロッテリアは、2019年に代替肉のハンバーガー(ソイ野菜バーガー)を一部店舗で販売開始。翌年には代替肉のチーズバーガー(ソイ野菜チーズバーガー)も販売された。
株式会社ロッテリアの代替肉商品
ロッテリアのソイパティは、大豆から油を搾った後の「脱脂大豆」を原料としている。
食品油脂メーカー大手の不二製油の協力のもと開発に取り組んだ。
脱脂大豆を加工した大豆ミートを粒状にふっくらと仕上げ、弾力のあるパティに仕上げているのがポイント。
27. 茂木食品工業株式会社
会社名 | 茂木食品工業株式会社 |
設立 | 1971年 |
代表取締役 | 茂木 進 |
資本金 | 1,200万円 |
茂木食品工業株式会社の特徴
こんにゃくの製造・卸し・販売で有名な茂木食品工業株式会社ですが、代替肉市場にも力を入れている。
茂木食品工業株式会社の代替肉商品
こんにゃくと大豆で作る「サラダバーグ」や「SOYウインナー」を販売するなど独自ブランドを活かした戦略で市場を拡大している。
他の代替肉とは違う食感や味を楽しめます。
28. プリマハム株式会社
会社名 | プリマハム株式会社 |
設立 | 1948年7月9日 |
代表取締役 | 千葉 尚登 |
資本金 | 79億800万円 |
プリマハム株式会社の特徴
プリマハム株式会社は、消費者に健康的な肉の選択肢を提供するため、マルコメ株式会社「ダイズラボ」と共同で「Try Veggie(トライベジ)シリーズ」を発売。
プリマハム株式会社の代替肉商品
プリマハム株式会社は、ハンバーグ、ミートボール、フライドチキン、メンチカツの調理済み製品「Try Veggie(トライベジ)」を販売しています。
トライベジは、大豆、小麦、野菜のタンパク質をブレンドして作られており、従来のハンバーガー、ミートボール、フライドチキン、メンチカツに代わる健康的な食品として販売されています
29. インテグリカルチャー株式会社
会社名 | インテグリカルチャー株式会社 |
設立 | 2015年10月23日 |
代表取締役 | 羽生 雄毅 |
資本金 | 1億円 |
インテグリカルチャー株式会社の特徴
2015年に設立されたインテグリカルチャー株式会社は、汎用大型細胞培養システム「CulNet System™(カルネットシステム)」を用いた有用素材、化粧品、食品、細胞培養肉などの研究開発を行う企業です。
株式会社インテグリカルチャーと日本ハム株式会社は、2019年7月、新たな食料生産システムを共同開発することを発表。
インテグリカルチャー株式会社の代替肉商品
株式会社インテグリカルチャーは、フォアグラの培養にも成功した。
同社は数年前からこの料理に取り組んでおり、現在、完成に近づいている。この料理は、2022年に発売される。
30. 株式会社ニチレイ
会社名 | 株式会社ニチレイ |
設立 | 1942年12月24日 |
代表取締役 | 大櫛 顕也 |
資本金 | 304億7,200万円 |
株式会社ニチレイの特徴
株式会社ニチレイは、DAIZ株式会社のミラクルミートを採用し代替肉を開発。
2021年より販売をしている。
株式会社ニチレイの代替肉商品株式会社ニチレイ
株式会社ニチレイは、肉の代わりに大豆ミートを使用したハンバーグを販売。
数種類の大豆ミートを組み合わせることで、肉のような食感とジューシーさを再現しています。
31. 日清食品ホールディングス
会社名 | 日清食品ホールディングス |
設立 | 1948年9月4日 |
代表取締役 | 安藤 宏基 |
資本金 | 251億2200万円 |
日清食品ホールディングスの特徴
日清食品ホールディングスは、スタートアップ企業のDAIZ株式会社に出資を行うなど代替肉に力を入れている企業です。
代替肉だけではなく培養肉の研究も東京大学と共同で研究しており培養ステーキの開発にも成功した。
日清食品ホールディングスの代替肉商品
代替肉としては、大豆ミートで作る「汁なし豆乳坦々麺」や「ガパオまぜ麺」などを一部店舗で販売している。
32. 株式会社西本Wismettacホールディングス
会社名 | 株式会社西本Wismettacホールディングス |
設立 | 1912年5月 |
代表取締役 | 洲崎 良朗 |
資本金 | 2億6461万77,532円 (2021年12月31日時点) |
株式会社西本Wismettacホールディングスの特徴
2018年、株式会社西本Wismettacホールディングスは、ヴィーガン向けにトマトなどを使用したマグロの代用品や、ナスを使用したうなぎの代用品の提供を開始。
株式会社西本Wismettacホールディングスの代替肉商品
株式会社西本Wismettacホールディングスは、他の代替肉を販売しているメーカーとは少し視点が違い、マグロの代用品やうなぎの代用品の開発を行っている。
代替肉に関してのQ & A
- 代替肉の別名は?
- 代替肉の将来性は?
- 代替肉の目的は?
- 大豆ミートの需要は?
代替肉の別名は?
代替肉には、フェイクミート、ベジミート、プラントベースミート、植物性肉など、さまざまな名称がありますが、これらに限定されるものではありません。
代替肉は、大豆、小麦、エンドウ豆のタンパク質など、さまざまな植物原料を使用して作られています。
代替肉の将来性は?
肉代替品の未来は、植物性肉代替品市場の成長の可能性にあります。MarketsandMarketsによると、世界の肉代替品市場は2019年に16億米ドルと推定され、その後年平均成長率12.0%で拡大し、2026年には35億米ドルに達すると予想されています。
植物由来の肉代替品の健康効果に対する認識が高まっていることが、同市場の成長を後押しする重要な要因となっています。
代替肉の目的は?
代替肉は大豆などの植物性タンパク質から作られており、健康効果が期待できるため、健康維持やダイエットのために購入する人もいます。
また、世界の人口増加や環境問題に取り組むことができるため、今後、世界中で必要とされるとも言われています。
大豆ミートの需要は?
日本能率協会総合研究所がまとめた調査によると、「大豆ミート」の市場規模は2019年度で15億円でした。
しかし、品質の向上や商品数の増加により、2022年度には25億円、2025年度には40億円に拡大すると予測されています。
まとめ
将来を見据えたとき、代替肉が私たちの生活において重要な役割を果たすことは明らかである。
健康や環境上の理由から肉の消費量を減らそうとする人が増える中、メーカーは従来の肉製品と同じ味と食感を提供できる代替肉製品の開発に力を注いでいるのです。
これまでのところ、多くの代替肉製品がベジタリアンや肉食の人たちから絶賛され、その成果は期待されています。
しかし、代替肉が従来の肉類に完全に取って代わることができるようになるには、まだ長い道のりが待っている。
今後代替肉の発展に注目していきたい。
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